大学概要学長メッセージ

食べものでからだをつくり、食べ方で心をつくる

「食と農」を考えるのに、これほどふさわしい言葉はありません。つくる地域があり、つくる人がいて、つくる心がある。食べる地域があり、食べる人がいて、食べる心がある。 「食と農」とは、農場から食卓まで、一つの流れでつながっています。そして、そこには生産、加工、輸送、販売、調理、サ−ビスと多くの人々が関わっています。この流れと関わりの全体を「フ−ドチェーン」といい、もともと生産と消費、農村と都市は別物ではなく、対立するものでもありません。本学は、このフ−ドチェーンを途切れたものではなくト−タルとして、地に足がついたものとして、食卓の側から学ぶことを目指します。

本学では、既成の概念に縛られず柔軟で自由な発想をする、他人の考え方や行動を尊重する、あらゆることに好奇心をもってよく観察し記憶することで、多様性の時代にふさわしいイノベ−ションが生まれることを期待します。「自由」「多様」「創造」は大学のバックボ−ンです。ですから、皆さんが質問や提案をしたときに、先生たちは、きっと否定したりせずに、「それは面白い、ひとつやってみたまえ」といってくれることでしょう。

さて、私たちは、食事によって「生命活動のエネルギ−」を得ていますが、それは、「農」が植物栽培を通じて太陽エネルギ−を地上に固定し、フ−ドチェーンを通じて「食」へとつなげてくれているからです。そして、食卓から「農」への理解が得られることで、農業生産も地域社会も健全に維持・発展し、安全で安心な食事を楽しむことができる緊密な絆(きづな)の仲になれるのです。

「そもそも天下に道はなく、人が歩いて道ができる」といいます。
どうか、皆さん、新たに誕生する「新潟食料農業大学」でともに学びましょう。

学長

新潟食料農業大学
学長(予定者)渡辺 好明

●略歴

昭和43年4月 農林省入省
昭和56年7月 兵庫県農林水産部振興室長
昭和61年7月 通商産業省貿易局農水産課長
平成 5年7月 農林水産省大臣官房企画室長
平成 7年7月 林野庁林政部長
平成 8年7月 環境庁水質保全局長
平成10年7月 農林水産省構造改善局長
平成13年1月 水産庁長官
平成14年1月 農林水産事務次官
平成16年4月 内閣総理大臣補佐官
(郵政民営化担当)
平成19年5月 東京穀物商品取引所理事長、社長
平成21年6月 公益社団法人 全国農地保有合理化協会会長

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